新年度への準備と生活管理指導表、ガイドラインについて

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桜があちらこちらで咲いているのが見受けられるようになりましたね。

このたびご卒園・ご卒業されたみなさま、誠におめでとうございます。また、進級されるみなさまもおめでとうございます。

春休みはいかがお過ごしですか?

宿題もなくのびのびと遊ぶお子さまが多いでしょうか。3食、お食事の支度をされる保護者のみなさま、お疲れ様です。

さて、新年度に向けては準備がいろいろとあるかと思います。

アレルギー疾患のあるみなさまは、秋~冬頃に「学校生活管理指導表」または「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」を提出されているでしょうか。

こちらはアレルギー疾患の診断がされていて、園や学校で特別な配慮や管理が必要になった場合に医師が作成するものです。この管理指導表をもとに、園や学校での対応が検討されることになります。

この時期退職や異動などで職員の配置が変わることがあるため、アレルギーへの配慮や管理の具体的なことについては新年度に入ってから面談が行われることが多いです。

特に新入園・新入学のみなさまは不安も大きいことでしょう。私も経験があります。

特に配慮や管理が必要な方、ご心配なことがたくさんある方は、新学期が始まったらすぐ担任の先生と面談して頂けるようにお願いしましょう。

自宅で行っている管理のすべてをそのまま園や学校で配慮できるわけではありませんが、「今どうすることがいちばん良いのか」、園・学校と家庭で話し合って決めることが大切です。

このとき基準となるのが、ガイドラインです。

ガイドラインは、アレルギー疾患に配慮するための「良い方法」を医学的根拠のもとあらかじめ考えられたものです。

ガイドラインと生活管理指導表をもとに、必要以上に排除されることがないよう、また必要な勉学に励むことができるよう、園・学校は配慮する必要があります。

また、ご家庭において行われている管理でも、園・学校では集団の中での配慮となるため必ずしも同じ方法をとれるとは限りません。

特に給食においては安心安全であることが第一で、「やるか、やらないか」の二択となります。

こういったことがガイドラインには書かれています。面談の前に確認しておくと、より安全に配慮した園・学校生活を送るための話し合いがもてると思いますので、ぜひご一読ください。

これらは「アレルギーポータル」の「アレルギーの本棚→医療従事者向けガイドライン」の中に掲載されています。

下記に必要な部分のリンクを貼っておきますので、教職員の方・アレルギー疾患をもつ方のご家族の方はぜひご覧ください。